プロフィール写真を依頼したあと、
一番悩むのは、撮影のときの服装だと思います。
何回かに分けて、服を選ぶ際のポイントについて、書こうと思います♪
今日は、基本編です。
今回は、女性がメインのお話です。
実例写真付きで、ポイントをいくつか挙げますね。
1、首元すっきり
首もとは、タートルネックなどより、すっきりしたもののほうがオススメ。
女性は特に、鎖骨が見えるくらいのトップスのほうが、きれいに見えます。
2、シンプル
凝ったデザインの服でも、使用するときに合えばいいのですが(ホームページやパンフレットなどのデザインに)、
撮影する時点では、サイトデザインなどが出来上がっている方は、多くはいらっしゃいません。
なので、汎用性を高める上でも、シンプルなデザインの服のほうがオススメです。
ただし、SNSなどだけのプロフィール写真(何かに写真を入れ込むのではなく、単独で使うもの)でしたら、
デザイン性のある服でも、問題ないと思います。
3、季節感があり過ぎないもの
半袖は爽やかにもなるので、NGというわけではないのですが、
冬らしい服装は避けたほうがいいです。
特に、厚手のニットや、スーツのインナーが厚手のものなどです。
4、ラインも程よくすっきり
上の厚手のニットNGにも繋がりますが、ダボッとしたラインのものは、
一般的なお仕事用のプロフィール写真にはオススメしません。
(ナチュラルテイストの雑貨屋や、洋服屋の店主さん、などでしたらアリですが)
体系を隠そうとして着るのも、逆に太って見えます。
また、身体にフィットし過ぎてると、素材によっては、いやらしくなってしまいます。
お仕事用のプロフィール写真では、“清潔感”は、どんな職業の方でも大事にしたいポイントです。
もし、痩せてしまって、服が合わなくなった、
雰囲気はこの服がいいんだけど、ウェスト周りが余っている、
などということでしたら、
素材にもよりますが、撮影のときに、後ろを留めたりすることで、調整は可能です。
5、顔写りがいい色で
顔写りがいい色がオススメですが、
ご自分の顔写りがいい色を知っている方は、あまりいらっしゃいません。
一般的に日本人は、イエローベースの顔色の方が多いので、
どちらかと言うと、青系より、黄色系の色のほうが合う方が多いかな。
また、濃い色は、サイトデザインなどが決まっていて、そのデザインに合わせて、という場合や、
アーティストさんなどで、イメージがしっかり固まっている場合、などでしたらいいのですが、
それ以外の場合、デザインと喧嘩したり、服が目立ち過ぎたりすることが多いので、
どちらかと言うと、淡い色、パステル系のほうがおすすめです。
そのほうが、長く使えたり、使い回しが効くプロフィール写真になるようです。
また、白はどこにでも使えて良いです。
(ただし、オーディション写真のような白の背景紙を使って、かっちり撮りたい場合などは、
背景に溶け込んでしまうので、避けたほうがいいです。)
白以外で具体的に言うと、
・薄いベージュ
・サーモンピンク
・薄いブルー
・薄い黄色
・薄いグレー
などです。
黒は、柔らかい雰囲気のプロフィール写真としてはあまりオススメではないですが、
お仕事よって、きちっとしたい場合、かっこよく見せたい場合、
男性のスーツやジャケット、制服や施術の服などが黒などの場合は、もちろんOKです。
黒の制服などでも柔らかく見せたい場合、ライティングや表情などで、なるべく柔らかく見えるようにしています。
6、下着も気をつける
撮影の際には、いくつか服の候補を用意していただくことが多いので、
そうなると、それぞれの服に合わせた下着も必要です。
例えば、白のシャツに透けない下着などです。
7、基本的には上下写ってもいいもので
バストアップ(胸から上)の写真だけがほしいので、用意する服は上だけでOKですか?
というご質問をいただくこともあるのですが、
基本的には、上下でご用意ください。
ポーズなどによっては、腰辺りまで写ることもありますし、
気分的にも、コーディネートされていたほうがテンションが上がります。
また、全身撮影の場合はもちろん、スタジオ、屋外、土足の室内などで撮影する場合の靴ですが、
服装に合わなくなければ、基本的にはヒール、できれば5cm以上のヒールのもののほうが、
上半身だけの撮影であっても、姿勢をキレイにしやすいので、オススメです。
8、アクセサリーは控えめで
シンプルなスーツなどの場合は特に、アクセサリーが何もないと、
寂しく見えてしまうこともあります。
でも、過度なものは、アクセサリーが目立ち過ぎたり、すっきり見えなくなるので、避けたほうがいいです。
ポイントはこのくらいです。
次回は、きちっと度、カジュアル度や、お仕事に合わせた服装について、書かせていただく予定です。